+睡眠障害

精神的な不眠

ストレス,不眠

不眠症や過眠症と呼ばれる様々な睡眠障害には、必ずといっていいほど精神的な要因が関係しています。
ストレスなんてたまらない性格だから、と思っている人でも自分では気が付かないうちにストレスは溜まってしまうんです。
適度なストレスは人生を活性化させる刺激ですが、知らないうちに過剰なストレスを溜め込んでいないか定期的に自分の生活を見直してみるといいですよ。


症状

主な症状

精神的な要因が理由で眠れなくなっている人の場合には、その原因によって様々な症状が見られます。
例えば、入試前などに勉強のプレッシャーや焦りからもっと勉強しなければという気持ちのまま眠る日が続けば、入眠障害や中途覚醒などの症状が現れやすくなります。
また、最近日中疲れやすい、気力が続かない、寝付きにくい、熟睡感が無い、という症状を感じるようになったという人は、ストレスが原因の不眠になっている可能性が高いといえます。

精神生理性不眠症

精神的な要因から睡眠障害になってしまう人の中には、一度眠れない経験をしたことで、毎晩のように”今日も眠れないのではないか”、という不安を持ってしまうことがあります。
この様な不安感が更なる精神的なストレスとなり、不眠の悪循環になってしま不眠症を、”精神生理性不眠症”といいます。
精神生理性不眠症になりやすい人は、ストレスからうつ病になり、不眠症状に気が付くというケースもあります。

原因

頑張りすぎ・心の病

仕事や家事・育児など毎日の出来事を一生懸命頑張り続ける、というのは、自分でも気がつかないうちにこころの中に疲れが溜まってしまっていることがあります。
特に几帳面な人や責任感の強いタイプの人は、頑張ることを当たり前と思って、実力の全てを出し切ってしまい、「頑張りすぎ」状態になっている場合があります。
気持ちや体力に余裕がある時は問題ありませんが、どこかで余裕が無くなったり体調を崩してしまことで、うつなどの心の病へ、さらに睡眠障害を引き起こしてしまいます。

精神的ストレス

日常生活のなかで感じる心配事・悩み・過度の緊張・不安などの他に、悲しみや怒りなどの感情も精神的なストレスとなります。こういった精神的なストレスを抱えていると、脳内から興奮作用のあるノルアドレナリンが分泌されます。
脳が興奮状態のまま眠っても、寝付きが悪かったり眠っても熟睡していない浅い眠りが続くため、体や脳が必要とする十分な睡眠を取ることができません。
精神的なストレスが原因の不眠を抱えている人の多くは、眠れない」ということがさらに精神的なプレッシャーになっている場合も多いようです。

肉体的ストレス

体がつかれきっている状態の時にも、脳はノルアドレナリンを出します。突かれきっているその状態を乗り切ろうと興奮するんです。
そのため、身体に過剰な疲労が溜まってしまうと、疲れすぎて眠れない、ということになってしまいます。
詰まり、体に疲れが溜まりすぎていると脳から興奮物質が出て、知らないうちに精神的なストレスがかかっているということです。
仕事や勉強、スポーツの練習などが忙しく体が疲れている時ほど、体を休めることで精神的ストレスを減らすことができます。

対策・対処方法

生活を見直す

頑張りすぎてしまったり、忙しい時は余裕がなくなりやすいものです。そういうときこそ、自分の毎日のスケジュールを見直して見ましょう。
きっちりと予定を書き込まなくても、客観的に見ることができるように書き出すだけで、時間に追われすぎていないかをチェックすることができます。
やらなければいけないことに、優先順位をつけてみましょう。この時に休憩時間を優先順位の高い事柄にしておくのがポイントです。
明日できることは明日やる、休息時間を必ず入れる、という気持ちでスケジュールを見直すのが良いですよ。

不安・悩みの解消

まじめな人、几帳面な人、不安や悩みを溜め込んでしまいやすい人ほど、ストレスによって不眠症になりやすいようです。
悩みやすいのは自分の性格だから仕方ない…、とあきらめずに、その時気になっていることや悩んでいること、不安に思っていることをノートに書き出してみましょう。
自分では行き詰っていることでも、第三者の目で客観的に考えたり、楽観的に見てみることが大切です。
また、身近にいるポジティブな人を想像して、アノ人だったら…、と考えてみると眠れないほどの不安や悩みも減るかもしれません。