+睡眠障害

入眠障害

入眠障害

夜、寝ようと思ってもなかなか眠れない。眠らないといけないと思うと、ますます目が冴えてしまい、明け方になるとやっとうとうとする…。
眠れないと本当に疲れますよね。
普段はなにげなく眠っているのに、一度眠れなくなると自分が今までどうやって眠っていたかわからなくなる事もあります。
日本人の8〜9%が、このように「眠れない」という経験をしたことがあるそうです。


症状

主な症状

入眠障害、というとおり、眠ろうとしても寝付きが悪いのが特徴です。
この、なかなか眠れない、という症状は、年齢的なものも起こる場合もありますが、最近は、生活習慣の変化から体内時計のリズムが狂ってしまい起こることが多いようです。
体内時計が狂って睡眠不足状態になっていると、日中活動しなければいけない時間帯に急に眠気を感じたり、免疫力が低下して体調を崩しやすくなったりもします。

こんな症状は要チェック!

一時的な入眠障害が、また眠れなくなるのでは…、という不安を呼んでしまい、慢性的な不眠症になってしまうと、毎日の生活に支障が出るため昼に眠ってしまったりして体内時計が大幅に狂いがちです。
また、躁鬱やリズム障害などの場合もあるので、こんな症状がある場合には専門の病院などで相談することをお勧めします。

  • 日中無意識に眠ってしまうほど眠気を感じる
  • 明け方まで眠れず、ほとんど眠っていない気がする
  • 布団に入ると体にかゆみや違和感を感じて眠れない

原因

ストレスが原因

試験や心配事など気になることがあると頭が冴えてしまって眠れなくなることがあります。子供が遠足の前の日はなかなか眠れない、というのも同じです。様々なストレス要因によって、脳が興奮状態になってしまい眠りモードに入れません。
一時的なストレスで数日眠れない日が続くだけなら特に問題はありませんが、状況や性格によっては、眠れなかったことを気にしすぎて、眠らなければいけないという強いストレスを抱え込んでしまうケースもあります。

体内時計の乱れ

布団に入る直前までテレビやパソコンを見る習慣のある人は、画面からの光で体内時計がきちんと眠る準備に入れないまま布団に入っていることがあります。時間的には眠りに付くはずでも、体内時計をテレビやパソコン画面からの光で狂わせてしまっているせいで、脳がなかなか寝付けない状態になってしまうんです。
また、就寝時間直前に入浴したり、カフェインの多く入った食べ物や飲み物を摂ると脳と体が覚醒状態に入り体内時計を狂わせる原因となってしまいます。
その他にも、むずむず脚症候群や貧血、妊娠などが原因となっている場合もあります。

布団に入るのが早い

年をとってくると時間に余裕ができて、早めに寝る準備をする人も多いとおもいます。
しかし、人間の体内時計のタイマーは、朝起きて太陽の光を浴びたところから14〜16時間後に眠くなるようにセットされているんです。そのため、眠くなるタイマーの時間前に布団に入ってもなかなか眠れないのは当たり前なんです。
夕方、少し長めの仮眠を摂ってしまった場合も、仮眠から目覚めて光を浴びたところから14時間のタイマーがセットされるため、夜に眠れないという状態になってしまいます。

対策・対処方法

眠くなるまで寝ない

眠気を感じていないのに布団に入って、なかなか眠れない、とあせってしまうより、眠気を感じるまで布団に入らないという改善方法もあります。
しかし、眠気を感じるまでの間、テレビを見たりパソコンやゲームで時間を潰して胃しまうと、脳が興奮してしまうので避けましょう。
特に、ストレスや緊張が原因となっている場合には、リラックスできるように就寝30分〜1時間前から照明を落としたりリラックスできる音楽を流すなどしてみましょう。
悪循環になる前に、リラックス空間をつくる習慣をつけるのがお勧めです。

薬の利用

寝付きが悪い場合、就寝前におさけを飲むという人がいますが、ねざけは中途覚醒に繋がる可能性が高いのでお勧めできません。
しかし、睡眠薬や睡眠導入剤などの薬が効果的に作用する事も多いので、専門家や病院で相談してみるのも良いでしょう。専門的な治療の中では、高照度光療法という体内時計の調整を行う治療が行われる事もあります。