+睡眠障害

睡眠中の脳波について

脳波

緊張した時、ゆったりとリラックスしている時、眠っている時など、状況に合わせて脳から色々な種類の信号が出ています。この信号は周波数によって色々な種類に別けることができます。しかも脳波は、周波数が低ければ低いほど判断やそれによる結果が良い方向になるとされています。
寝ている間は覚醒時にはなかなか見られない脳波が出ていますが、レム・ノンレム睡眠でそれぞれ違う周波数のものが出ているんです。


脳波の種類

α波

アルファ波

脳がリラックスしている状態の時に出ている脳波で、ベータ波より周波数が低く8〜14Hzです。この時は心身ともに落ち着いた状態にあります。
睡眠中にもアルファ波が出ていますが、起きて活動している覚醒時には笑っている時や腹式呼吸を行っている時に出やすいといわれています。


β波

ベータ波

緊張している状態で、これが出ている時は脳が興奮状態にあるといっても良いでしょう。
波形を見るとアルファ波に比べ上下に大きな波が細かくできているのがわかります。
周波数が一番高い脳波なので、この脳波が出ている時はあまり冷静な判断ができなかったり理性が保てない状態になる事もあります。


θ波

シータ波

アルファ波よりも低い周波数で、深度3以上の深い眠りの時に多く見られる脳波です。不規則ですが比較的細かく上下に震動していて、「中等睡眠期」と呼ばれます。
覚醒時にシータ波が出ている状態を保っていれば、時間の感覚も変ってくるそうです。超能力を持った人たちが覚醒しながらこの脳波を出していることが多いといわれています。


δ波

デルタ波

最も低い0.4〜4Hz周波数で、意識が無い状態になっているときの脳波で、この脳波が出ている時は「徐波睡眠」と呼ばれる質の良い状態の眠りです。
ノンレム睡眠の中でも4段階の最も深い眠りに付いている時に良く見られます。
免疫機能が活性化し、各器官の回復や成長などが行われる体にとって最も大切な時間といえます。


睡眠中の脳波の変化

眠りに付くために布団に入り目をつぶると、脳はリラックスした状態になりだんだんとアルファ波が出はじめます。アルファ波が出てくるとレム睡眠の入眠期に入り、夢と現実の間にいるような感覚になります。現実かと思うような夢を見るのはこの時です。
入眠期から第二段階の浅い眠りになるとシータ波が現れますが、さらに深い3段階4段階の深い睡眠状態になるとデルタ波に変化していきます。このデルタ波が出ている時は徐波睡眠と呼ばれ、免疫機能が高まります。

体温の変化と眠りのリズム

眠くなると手足が温かくなるのは…

眠たそうにしている子供の手足を触ると、とても温かくなっているのがわかります。実は、大人でも眠気を感じているときには、体温が上がっているんです。
眠くなると体温が上昇するのは、眠っている間は体温を低目に保ち体や脳を休ませるために身体の内側の熱を外へ放出しているためです。
幼い子供の方が新陳代謝が活発で、体内の温度が高いため眠る前に沢山の熱を放出しているので手足が暖かくなるんですね。

快適に眠るための体温調節

眠る前に体内の熱を外へ放出しなければ行けないということは、就寝時間前に体を温めてしまうと体は眠る準備に入れないということです。そのため、就寝直前にお風呂に入ってしまうと、眠気が覚めてしまったり寝付きが悪くなります。
自然と心地よい眠りに付くためには、就寝予定時間の30分以上前までに入浴を済ませるのがポイントです。入浴後、だんだんと体温が下がるようにしておくことで、体が自然に行っている眠る準備を手伝うことができます。