+睡眠障害

レム睡眠

レム睡眠

眠っている時に、急に起こされてとっても気分が悪く不機嫌になることってありませんか?
しかも、年齢が若いときほど起こされて不機嫌になる率が高いんです。
でも、起こされてもすっきり起きられる事もありますよね。この違いは、眠った時間の長い短いではなく、睡眠のリズムによって脳と身体の状態が違っているからなんです。起こされてもすっきりした気分で目覚められるのは脳が若干活動モードにある浅い眠りの状態にある時でなんですよ。


メカニズム

眠りのサイクル

“レム睡眠”と”ノンレム睡眠”は合わせて大体90分のサイクルで繰り返されています。
レム睡眠の間に目覚めるとすっきりと起きられるというのは有名なので、この90分サイクルで起きたい時間を逆算しておく人もいます。
しかし、人が眠った状態に入るまでの時間を入眠時間といいますが、この時間は人によって異なります。そのため、布団に入ってからすぐに90分サイクルが始まるわけではありません。
また、レム睡眠は入眠してからすぐのサイクルではかなり短く、眠り続けている時間が長くなるほどレム睡眠も長くなります。

快適に起きるためには

すっきりとした快適な目覚めのためには、自分の入眠時間がどの位かかるかを計測しましょう。入眠時間がわかれば、サイクルを逆算して最後のレム睡眠にある時にすっきりと起きることができます。
また、脳を活発に使って沢山の情報を処理しなければいけない時には、長いレム睡眠が必要となりますので、できるだけ長時間眠るとしっかりと情報を処理できるのですっきりします。
また、トイレなどで眠りのサイクルを中断しない事も大切です。眠りが中断されてしまうと、入眠時間からやり直すことになってしまいます。

レム睡眠の特徴

急速眼球運動

うとうとと眠り始めた人の顔を観察してみると、閉じたまぶたの下で眼球が左右にゆらゆらと動いているのがわかります。
この目玉の動きは、”レム睡眠”状態にあるときの特徴の一つで急速眼球運動といいます。
この状態で眠っている時には、眼球を動かす筋肉と呼吸を行うための筋肉以外は緩んで休息しているのが特徴なんですよ。

夢を見る

身体の休息である浅い眠りの間には、脳の中では覚醒時とほとんど同じ様に活発に働いています。特に「海馬」と呼ばれる記憶に関係している部分が働いて、起きている間に得た情報を整理しています。
脳の中には一時的に情報を保管してある場所がありますが、”レム睡眠中”にこの情報の中から半永久的に記憶しておくものを選別して移しかえます。また、今までの情報を新しいものに書き換えたり、情報を使った予行練習などを行います。

子供の方が多い

子供は、1日のうち眠っている時間が大人より長いのは有名ですよね。これは生きていくために必要な知識や情報を沢山処理して覚えていかなければいけないからです。ですから、生まれたばかりの幼児や年齢の若い子供は、全体の睡眠時間のうち8割以上浅い眠りで情報を沢山処理している状態にある事も珍しくないんです。
反対に、中高年になるとレム睡眠の時間帯は若い人に比べるとかなり少なくなります。大人の場合、レム睡眠状態にあるのは睡眠時間の1/4程度と少くなっています。大人の方が新しい情報を処理する時間も短いというわけなんですね。

脈拍が速い

体が休んでいる状態にあるため、前進の筋肉は最も緩んだ状態になっています。しかし、生命活動に必要な心臓の動きや呼吸、脈拍などは動いています。
そのため、呼吸は浅く回数が多くなり、心臓の鼓動はやや不規則で早くなるのが特徴です。
また、体温を一定に保とうとする身体の働きも緩んでいるため、部屋の中が暑かったり寒すぎたりすると眼が覚めやすくなります。