+睡眠障害

セロトニンとメラトニンが睡眠に重要

セロトニン,メラトニン

脳や身体が眠りと活動を健康的なリズムで行うためには、この2つの物質が正常に働いていなければいけません。
セロトニンの働きが弱いと覚醒と睡眠の切り替えができなくなり、メラトニンが正常に分泌されていないと体内時計が狂いやすくなります。つまり、睡眠障害になる可能性も高くなるんです。
寝付きが悪い、とか、頭がボーっとして集中できない時間がある、という人は、セロトニンやメラトニンの分泌量・活動レベルが下がっているのかもしれませんよ?


セロトニン

働き

セロトニンは脳の中で、大脳皮質の覚醒・自律神経の調整・抗重力筋への働きかけ・痛覚の抑制・心のバランスを保つという5つのパターンの働きをしています。
言語機能や運動機能、感情に関する情報をこの脳内物質が伝達してコントロールしています。そのため、セロトニンの分泌量が少ないとイライラしやすく感情がコントロールできなくなったり、頭がすっきりせずボーっとすることが多くなったりします。
また、ドーパミンやノルアドレナリン等の脳内物質をコントロールする役割りもあり、心身を健康に保つには欠かせないんです。

分泌量

この脳内物質は、脳が活動している覚醒時に脳内の”セロトニン神経”から分泌されています。
セロトニン神経は、太陽の光を浴びたり適度な運動をすることで活性化し、セロトニンの分泌量を増やすことができます。そのため、一日中室内にこもって生活している人や、運動不足の人は神経の活動が弱まってしまい、結果分泌量が足りなくなります。
しかし、朝起きてすぐに日光を浴びるなどの生活習慣の改善や、毎日20分程度の運動を定期的に行うことで神経の働きを活発にし、分泌量を増やすことが可能です。

メラトニン

働き

体内にある時間のリズムを調節する働きのある物質で、太陽光のように強い光を浴びることでリセットされるようになっています。リセット時から次に分泌されるまでの時間で体内時計の調整を行っています。また、細胞に運ばれる酸素が有害にならない様に防御する、という大切な役割りもあります。
また、眠くなった時にはセロトニンによって分泌が促され、体をリラックスさせます。メラトニンとセロトニンが一緒に分泌されることで、体をリラックスモードに、脳内を睡眠時のパターンに切り替えることができます。

分泌量の変化

脳内の中心部に近く小脳の上にある「松果体(しょうかたい)」と呼ばれる部分から分泌されます。しかも、暗闇になると分泌量される仕組みになっています。
また、セロトニンとは反対に覚醒時には分泌量が少ないのが特徴です。太陽の光を浴びると分泌量が減少しますが、光を浴びてから14〜16時間後には再び増加します。そのため、起床後14〜16時間後には、自動的に体が眠りの体制に入るようにセットされているんです。分泌されてから2〜3時間の間が最も眠りに付きやすい時間なので、この時間帯に眠るのがおススメです。